11月12日、小田原から箱根登山鉄道11番ホームに着くと、カラフルな上着にトレッキングシューズ、山へ向かう人々に囲まれてしまった。
ここから15分ほどで、今回の目的地、箱根湯本駅に到着します。
箱根の玄関口、絶好の登山日和、普段の込み具合との比較はできないけれど、思ったより賑やかなところだ。駅前の道路は箱根駅伝のコースでもあると聞いて、今度の正月はしっかり見てみようと思う。
さて、肝心のシンポジウム、いやその前に、全青税理事会。
全国から志を持つものが集まる場所。
シンポのついでに参加しようという私のような人が多かったのか、いささか会議室より人が多い。
熱気の中、水野誠全青税会長のあいさつに始まり、京都大会の会計報告、日税連への意見書などがテンポよく話し合われた。
昼食は各支部でまとまって動くということで、いったん解散。
前週、三重県で行われた三青司主催のソフトボール大会で１打数０安打１肉離れに終わった私は、まだ痛む右足を引きずっての箱根入り。
秋の箱根のグルメに走りたいけど、走れない。
迷いながらもお弁当を頼んだが、結果オーライだ。
会議室でお弁当を食べながら、理事会後の余韻に浸って雑談をしていると、もうシンポジウムの受け付けは始まっていた。
ホッとする名古屋の見慣れた顔で受付を済ませると、まだ人もまばらなシンポ会場に着席。全国から税理士が集まり、会場もおおむね埋まってきたところで、司会の声が雑談を制するようにシンポジウムの開始を告げる。
実はなかなか都合が合わず、全青税秋季シンポジウムに参加するのは今回が初めてだったりする。まずは水野誠全青税会長のあいさつ。
シンポジウムは各地の単位青税が発表をし、審査員が審査をして順位をつける仕組み。
名古屋青税からは仙田会長が審査員に選ばれていた。
今回の全青税秋季シンポジウムは、「申告納税、是か非か」がテーマ
各単位青税が申告納税にかかわる様々な部分をテーマとして、申告納税制度について包括的に考えることができる貴重な機会となっている。
担当する制度部のみなさんの様子をうかがうと、頑張って笑っている印象だ。
少ない人数でもなんとか仕上げてきてくれました。期待しましょう。
東京青税 「年末調整と申告納税制度」
埼玉青税 「納税者権利憲章と申告納税制度」
千葉青税 「特別徴収と申告納税制度」
神奈川青税 「法定調書と申告納税制度」
名古屋青税 「税務調査と申告納税制度」
岐阜青税 「賦課課税と申告納税制度」
近畿青税 「税務代理と申告納税制度」
（全青税ホームページより）http://www.aozei.com/kenkyu.html
神奈川青税がトップバッター、スターウォーズ風の発表にあっけにとられながらも、各単位青税が趣向を凝らした発表を繰り広げるのを写真を撮りながら観戦。
いよいよ名古屋青税の出番。税務調査と申告納税制度。
兵藤部長の甘く滑らかな語りで始まります。
発表の様子については制度部に依頼したブログ記事に譲るとして、シュークリームとラーメンという意外な組み合わせに対し見事なハーモニーを云々。
そんなこんなで各単位青税の発表が終わり、笑いの中にしっかり検討した内容が織り込まれるという独特のスタイルを体感しました。
17時からは懇親会。隣の懇親会場へ移動。
いつも全青税理事会の内容をフィードバックしてくれる小林全青税委員長と、先日、名古屋税理士会役員との懇談会をやりきった佐藤会務検討委員長が現れた。
乾杯してから意外と早く成績発表。優秀なほうが点数が小さいという仕組みがわからないまま聞いていると、名古屋青税が呼ばれている。
成績については制度部のブログ記事で紹介があるとして、ここではこの青い上着が宮島副会長の私服のセンスではないことだけ説明しておきましょう。
楽しそうな各テーブルでは、名古屋から68名の参加者が思い思いの話で盛り上がる。
目に焼き付くような青いスタジャンを着ているのは、この後のPRのため。
来年の8月5日、全国大会は名古屋で行われます。
正副メンバーが青一色で壇上に集まります。
みーーなさーーーーーん！ こーーーーんにーーーーちはーーーーーー！！
安定の掴み、濱田全国大会実行委員長のPR。
PR後、なぜか世間の流行の波にもまれてまた壇上に引っ張られてました。
来年の全青税秋季シンポジウムが行われる岐阜の美濃島委員長とともに、来年の青税は名古屋と岐阜が熱いですね。
着物を着たバンド演奏という不思議な空気の中、懇親会は幕を閉じました。
シンポジウムを担当した制度部の皆様、運営にかかわっている総務部の皆様、お疲れ様でした。
参加の皆様は、各支部に分かれて箱根の夜の闇に消えていったのでした。
制度部のブログ 「全青税シンポジウム～裏編～」
http://meiseizei.blogspot.jp/2016/11/blog-post_11.html
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