2013年9月13日金曜日

制度部会を行いました!

制度部の宇佐美です。

私からの2回目の活動報告で~す(>_<)

御案内のとおり、本年度の制度部は各国の士業について研究しております。
更に、書籍のみならず、できる限りその分野に詳しい方から根掘り葉掘り直接お話しを
伺い、制度部で研究して疑問に思ったことを質問しよう!という研究方針を掲げており
ます。

そこで、先日9月6日に白鷗大学教授石村耕治氏の研修に参加して参りました。
お題は≪税務専門職制度の日米比較の視点を踏まえて≫アメリカの登録納税申告書作成
士(RTRP)制度-TPP交渉時代にアメリカで新たに誕生した税務専門職-で~す。

皆様は、アメリカの税制や税務に関する士業についてどのような認識をお持ちでしょ
うか?私自身全く勉強をした事が無いので、アメリカには税理士制度は無く、
会計士が税務を行うという認識しかありませんでしたが、前回のEA(米国税理士
(石村教授の訳では登録税務士))の鈴木雄次先生、この度の石村耕治教授からRTRP
についてお話を伺い、またそこで疑問に思ったことを率直にお聞きすることでこれま
でと異なる認識を持つようになりました。

ここで言えることは、様々なものがグローバル化する中、我々若手税理士はどうすべ
きか?という問いに、一つの視点を提供するものであるということですが、詳細につい
ては、11月3日全青税シンポジウムで発表いたしますので、ご興味のある方(それ以
外の方もね(^_-)-☆)是非ご参加ください\(^o^)

実は研修会中には質問時間は無かったのですが、その後の懇親会で諸先輩方を差し置
いて、我々制度部が石村教授を独占して様々なお話をさせて頂きました。石村教授はと
ても気さくな方で、我々の様々な質問に率直に答えて頂き、とても有意義な時間を過ご
しました(内容についてはお相手のあることなので割愛させていただきます)。

その会話の中で私が凄く感心したのは、今回の研修内容については、今年9月の税務事
例に(上)として半分掲載されているのですが、制度部員から「我々の発表の後に掲載
して頂きたかった・・・」という言葉です。制度部員が6月から実務をこなしながら研究した成
果を、自信を持って石村教授とお話しているのを見て、あらためて名青税会員・制度部員
の能力の高さ、そして努力に驚かされました(身内だから誉めすぎ?)。そして石村教授と
の対談はRTRPについて研究していた制度部員にとってもまた、今日まで研究してきた内
容が間違いないということを確信でき、更なる研究意欲が増したと思います。


と、こんな感じで、相変わらず「よく働き、よく学び・よく話し、よく呑む」をモットーに研究活動
をしております。次回は9月14日の合同研修会において韓国について東本真依先生にお話
を聞こ~おっと(^_^)v