こんにちは。
全青税委員長の小林です。
みなさん、全国大会には行かれましたか?
暑かったですね~。
名古屋も暑いけど、京都はもっと暑い。
さすが盆地です。
さて、全国大会の同日、8月6日の午前中に理事会が開かれました。
福島執行部での最後の理事会。
ということでそのレポートです。
例年、全国大会前の理事会では審議する内容も少なく、短時間で終わるのです。
なんですが、今年は一つ面白い報告事項があったのでそのことについて。
法対策部からの「税理士法第3条3項次年度引き継ぎ事項について」って報告です。
要は税理士法の平成26年改正も研修指定の公告が官報に掲載されて、一つの区切りを迎えたと。
そこで今回の税理士法改正、特に「確認書」締結後から「研修指定」までの経過をまとめて、次期以降の引継ぎ資料として書面で残すという試みです。
時系列で事実経過を記載するとともに、全青税がどのような活動をしたか、また参議院議員の西田昌司氏と接触した時の感想や見解等々。
そして現執行部での活動の総括と今後の課題が福島会長の意見として記載されていました。
とてもよくまとまっていて、いい資料だなと感心したものです。
確認書以降に関しては「今回の改正はもう終わった」等と一部で冷めた意見が聞かれたと認識しています。
しかし全青税では国税審議会の動向等、つぶさにウォッチし、意見書等必要なアクションには素早く対応してきました。
それは今回の税理士法改正を少しでも実りあるものにするために最後まで注視すべしという意識があったからにほかなりません。法改正をしっかりと総括し、連盟として改めるものは改め、よりよい税理士制度とは何かを飽くことなく模索することこそが青税だという自負とも言えるでしょうか。
課題を明確化し、来るべき次の税理士法改正に向けて全青税がさらに強い組織になるんだという決意が今回の引継ぎ資料だったように思えてなりません。
福島執行部の後を継ぐ新執行部でも継承すべきことは継承し、改善すべきことは改善して前に進んでくれることでしょう。
今年度の事業計画にはクラウドサービスやフィンテック等税理士を取り巻く環境の変化に迅速に対応し、会員に対して有用な情報を提供することも挙げられています。
これからも国民にとって有用な資格として、また納税者に寄り添える存在としての税理士を希求する全青税の明確なビジョンを見た気がしました。
福島氏から会長のバトンを受け継いだのは名青税の水野誠。
さて、彼の手腕やいかに。
全青税委員長 小林弘隆






