尾張名古屋では塩を持つ、という言葉が必要なぐらい
頻繁に塩分を取らなければ、熱中症で即ダウンだ。
せめて、この事務局の扉がドラえもんの最終兵器『どこでもドア』であるならば
扉を開ければ、広がるのはどこまでもコバルトブルーの海。僕は椰子の木陰で
デッキチェアに身をゆだね、時折頬をなでるそよ風、片手には水晶のような
汗をかいたグラスに注がれたトロピカルジュース.....。
そんな妄想は、頬をつたう粘着質な汗が残酷にもシャットダウン。
現実の僕は、野次と小言をBGMに、パイプ椅子に身をゆだね、エアコンが吹き
かける人工的な冷風に頭を直撃され、冷や汗をかきながら片手にはペットボトル
の『爽○美茶』。と文章にすると、まさしく取調室・・・。病んでる。
・・・閑話休題。
時間通りに集まった部員を前に、「さて、今日から本格的に勉強をしていきた
いと思っているんですが、以前からお話していたように2つのチームに分かれて
いただきたいと思います。」
この数分前、チーム分けをあみだくじで決めようと提案した僕は3人の役員達
に冷ややかな視線を注がれ、あたかもその発言がなかったように、副社長は「本
人達の希望を聞いていけば、うまいこと別れるよ。」と流石の優等生発言。
「具体的には、Aチームは『自治権』を、Bチームは『無償独占』を研究してい
きます。」
水野副社長の言うとおり、見事に均等に分かれたチームは、それぞれの
リーダーであるノジノジとマエマエを中心に残りの時間を有意義に使い、
僕の発言の余地のないまま自由闊達な議論を重ねるのであった。
最後にこの季節に思い出される一文をここでご披露しよう。
『我輩は部長である。威厳“はまだ”無い。』by“夏”目漱石
作・制度部長 濱田和希