研究副部長の岩田です。
7月24日(水)に第3回研究部会を開催しました。
今年の研究部は所得控除をテーマに研究を行っておりますが、本日は池下の名古屋青年税理士連盟事務局にて11人の参加者が集まり、章立てや論点の洗い出しなどについて話し合いました。
名城大学の伊川教授を講師に招いての研修を7月5日に行った直後の部会でしたので、多くの意見が飛び交う良い部会となりました。
所得控除は普段個人の申告をする中で当たり前のように扱っているものでありますが、改めて掘り下げてみると奥が深いものだとわかります。
所得控除の中でも配偶者控除などの人的控除は最低限度の生活を保障するものと言われていますが、それにも問題点があるのではないか。そもそも各控除が作られた経緯や意義はどういったものなのか。それらの問題点を掘り下げることで、青税らしい一石を投じられたら面白い研究になるのではと感じてます。
これからの議論をどのように行っていくか、章立ても大枠で決定し、章ごとの担当者も決めることができ、今後の研究に期待が膨らむ部会になりました。
