令和6年7月23日(火)、名古屋青年税理士連盟千種支部の研修が行われました。
内容は、「ChatGPT4oの可能性と税理士業務活用について」として、昨今話題になっている生成AIの一種であるChatGPTについて、外部講師として、株式会社ライカシャトル代表取締役 宗像良様と01フィラメント株式会社代表取締役 神田亮平様をお招きして、講義を行っていただきました。
まずそもそも生成AIとはどのようなものなのか、また生成AIは代表的なChatGPTだけでなく他にも種類があり、それぞれに得意とする分野があるということが説明なされました。
そして実際に何ができるのかなどを実演していただきました。もっとも印象的であったのは、体重計に乗った人の体重を指し示す画像から「この人は何kgですか」とChatGPTに質問すると、正しい数値を返答していました。
この「画像データしかない情報を読み取ってテキストデータに置き換える」というのは、最新バージョンであるChatGPT-4oの特徴の1つだそうです。
生成AIのアップデートは周期がとても短く、3カ月も経てば全く違うソフトのように機能改善がなされ、プロである講師でも勉強し続けないと、周りに置いて行かれるとの解説がありました。
業務として取り入れることで、現在の作業時間が10分の1に圧縮することも可能であり、節約できた時間で、より顧客満足度を高める業務に手を付けることもできるとのことでした。
このようなIT技術を駆使することで、税務の専門家として納税義務者の信頼に応えるべく業務に集中する時間を増やすことができるようになります。
そのために、最新のIT技術を身に着けることが必須になっていると感じた研修でした。
次回の研修は9月30日(月)に開催されます。内容は「中小企業におけるハラスメント対策」を青税会員の弁護士に解説していただきます。
会員でご興味ある方は、奮ってご参加ください。

.jpg)