全青税委員長の山本です。
2021年8月22日(日)、全国青年税理士連盟全国大会が開催されました。
開催直前のコロナ感染者数の増加を受けて岐阜会場への参集は断念し、
岐阜会場・東京配信拠点・近畿配信拠点を繋いだZoom三元中継にて行われました。
まず最初に、今回の全国大会は秋季シンポジウムと統合された新しいスタイルの全国大会の第1回となります。
第1部基調講演として、日税連の制度部長で青税の大先輩でもある市木雅之氏が「次期税理士法改正にむけて」~これからの税理士界を担う皆さんへ~をお話しされました。現在進められている受験資格要件の見直し、それから税理士のICT化への対応について、日税連としてどう考えているかという部分を詳しく聞くことができました。
さて第2部、名古屋からは木下副会長が登壇してパネルディスカッションが行われました。そうそうたるパネリストの中、木下会員がしっかり自分の意見を述べて、今どきの税理士制度の問題点、実務に携わる税理士としての問題提起をしていました。
休憩をはさんで第3部は定時総会です。
第1部から通じて、音声や映像に乱れもなく、非常に聞きやすいですね。
音声や映像の担当の方にはとても感謝です。
第1号議案、第2号議案と、前年度の事業報告が無事に承認されました。
森岡会長、高橋総務部長、執行部のみなさんはお疲れ様でした。
ほぼ1年間オンラインのみでの活動となってしまいましたが、
新しいスタイルを作っていく1年として、後年に語り継がれていくものと思います。
規約改正も承認されました。
総会の出席方法として、従来の会場参集のほか、ウェブ会議システムを用いることができる旨を規約に織り込みました。ただ、基本はやはり集まって顔を合わせることだと思います。ウェブ会議システムを用いることについては理事会で検討しつつ決めるということになりました。
さて、休憩後は次年度役員の承認、次年度以降の事業計画の承認です。
次年度の全国青税会長は、千葉青税の亀川会長が承認されました。
と、会長が決まったところで休憩に。
休憩時間、Zoom画面を眺めながら、普段の会場であればこの休憩時間にあの人やこの人とワイワイ話をして、トイレに行き忘れて困っちゃうのが定石でしたが、ウェブ会議システムは寂しいですね。トイレは便利ですが。多くの青税会員との小さな会話がそこらじゅうで起きるというのが、本来あった全国大会の魅力だと思います。これを超えるウェブツールが台頭しない限り、会場参集はやっぱり基本です。早く集まれる日が来るといいですね。
休憩後は、各役員の紹介がされました。
各地の中継地点からスムーズに挨拶が行われ、皆が同じ場所にいるかのようにも思えます。
続いて第5号議案、第6号議案で新年度の事業計画と予算案が承認され、亀川執行部が正式にスタートしました。
続いて、亀川新会長の挨拶のあと、大会宣言が採択され、韓国や他の団体からの祝電が披露されました。
最後に、塚下実行委員長より挨拶がありました。
思えば、昨年の全国大会が岐阜大会だったのですが、オンライン配信に代わりました。そしてもう1年、続いて実行委員長を引き受けてくれたのでした。
結局、直前になってオンラインになってしまったのは残念です。
塚下さんと岐阜青税のみなさんに、ウェブを通じて盛大な拍手が送られました。
来年の全国大会は、神奈川で行われます。
第55回神奈川大会のPRが行われました。
2022年8月7日(日)ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて
1年後には会場参集できることを祈ります。
こうして、ウェブ会議システムを用いた全国大会は幕を閉じました。
終了後、岐阜会場では、塚下実行委員長に花束が贈られました。
Zoomを閉じるのが名残惜しい空気の中、各会場の様子が映されていました。
東京
近畿(キャプチャ間に合わず)
岐阜
懇親会が必要な理由を改めて感じる幕引きでした。
来年こそ。今は我慢しましょう。










