2017年10月17日火曜日

2017年名古屋青年税法ディベート大会

判例等研究委員会の水野貴郎です。
 
10月14日、名城大学にて税法ディベート大会が開催されました。私もディベーターとして初参戦しました。

 この坂をのぼれば・・・ディベート会場


午前9時に名城大学に集合して最終確認・・・と思いきや、議論は終わらず立論原稿の差し替えをしたり、本番直前までバタバタしておりました。

 直前委員会のお供は吉野家の牛丼と決まっています。


ディベート大会では、今年は2つの判例をテーマに2回戦行いました。


第1試合

テーマ「換価分割による遺産分割の場合、遺産を取得しなかった相続人にもその法定相続分に応じて譲渡所得課税がなされるべきか?(東京高裁平成23年9月21日判決・訟月58巻6号2513頁)」
 第1試合のメンバーの皆さん。
 
 

 第2試合

テーマ「組合の理事が組合から受けた債務免除益は、給与所得に該当するか?(最高裁平成27年10月8日判決・判タ1419号72頁)」
 第2試合のメンバーの皆さん。左奥のお茶飲んでる人はさっきもいた?


私は第1試合に出場しましたが、学生さんは堂々と自信を持った発言をしたり、我々が想定していなかった理論を主張したりと、実務家である私の方が見習うべきことばかりでした。
 き、緊張したぁ~

一方私は、相手に質問する際、緊張のあまりドモる噛むなど、攻撃する側にもかかわらず勝手に追い込まれておりました・・・。

 作戦ターイム!2分間!

他のみなさんは、学生さん側の立論の穴を突き、相手の質問にも的確に回答されて、結果は名青税の2勝でした。
 審査員のみなさま。ありがとうございました。


名青側のMVPは、1回戦2回戦の両方に出場して八面六臂の活躍をされた森田委員長でした!おめでとうございます!
 さすがリーダー!


ディベートが終わればノーサイドです。その後の懇親会では、学生さんと交流を深めました。

 伊川先生の誕生日も祝して、声高らかにカンパーイ!

最後にみんなで記念撮影


ディベート大会はここまでですが判例等研究委員会はまだ終わりではありません。

11月16日に今回のテーマに関する研修を行います。

今回観戦に来られなかった方はもちろん、観戦に来られた方も理解を深めるために是非お越しください!

名青税ホームページ
http://www.meiseizei.gr.jp/