2016年10月16日日曜日

2016年度名古屋青年税法ディベート大会

初めまして。中川支部の小菅祐介です。
先日、10月8日(土)に、名城大学にて『2016年度名古屋青年税法ディベート大会』が開催されました。

私は名青税のディベータ―として名城大学伊川ゼミの学生さんたちと熱い討論をしてまいりました。

今年の名青税チームです!

今年のテーマは…
『納税者が締結した売買契約につき、交換契約が行われたものとして譲渡所得課税を行うことが許されるか』(東京高裁平成11年6月21日判決(判時1685号33頁))
租税回避の否認の可否が争われた岩瀬事件をベースに討論を行いました。



ディベートの細かい内容は伊川ゼミ生さん達がまだこれから他大学さんと同テーマでディベートをするそうなので割愛します。

観戦に来られなかったみなさまは、11月1日の研修会にぜひお越しください。
http://www.meiseizei.gr.jp/news/content_0126.html


審査員は名古屋学院大学大学院客員教授で税理士の伊藤雄太先生をはじめ、大石佳明先生と鈴木春美先生です。



気になる結果は…
見事!3対0で名青税チームの完全勝利!!!
試合直前まで立論が完成せず、どうなるかと思いましたが、諦めず議論してきた甲斐がありました。

名城賞(MVP)までいただいてしまいました…。


実は、私は7年前、このディベート大会が始まった年に、伊川ゼミのディベータ―として参加していました。
その時から、いつか税理士として名青税側でこのディベート大会に参加することを目標としていたので、名青税チームで名城賞を獲得することができ、本当に嬉しく、記念すべき日となりました。
少し脱線してしまいました…。

ディベートの後は『配偶者控除を事実婚や同性婚にも適用することの是非』(最高裁平成9年9月9日判決(訟月44巻6号1009頁))をテーマにディスカッションを行いました。
ディベートと異なり自由な分、学生さん、名青税チーム、観戦席から、様々な意見が飛び交いました。
このテーマも学生さん達が12月にディベートを行うみたいなので、今回出た意見が参考になれば良いなと思います。





皆様、お待ちかねの懇親会は、全青税会長でもある水野誠会員の少し長めの挨拶・乾杯でスタート!笑

 
 

お酒と食事を囲みながら学生さん達との交流を深めてまいりました!

学生さんだけでなく、税理士にとっても税法の知識を磨く貴重な機会だと思うので、来年以降も続いてくれればと思います。

そして、この大会を通じて、税理士・名青税を目指す学生さんが増えることを願っています。
 
小菅祐介