先週末、25日(日)に名城大学天白キャンパスにおきまして、
名古屋青年税法ディベート大会が行われました。今年で、3年目になりますが、
名青税の研究部と、名城大学の伊川ゼミの学生とのディベート交流試合です。
会場は、キャンパス内にあります、タワー75レセプションホール(15階)でした。
第1試合のテーマは、
「民法上の組合を通じて取得したストックオプションの所得分類」です。
名青税 研究部Aチーム
名城大学 伊川ゼミ選抜チーム
組合から取得したストックオプションが、一時所得か雑所得かを納税者側と課税庁側に分かれ、
意見をぶつけ合います。ディベートの流れは、立論から始まり、お互いに質問、そして最終弁論へ
と続きます。
ディベートの中では、いかに相手の立論や主張をねじ伏せる事ができるかがポイントに
なります。
互いに熱の入ったディベートになりましたが、結果は、3人の審査員の先生の
判定により、1対2で名城大学の勝利でした。
続いて、第2試合のテーマは、
「組合員が組合から受ける給与(りんご生産組合事件)」でした。
名青税 研究部Bチーム
今度は、研究部Bチームと伊川ゼミ選抜チームとで、組合から受ける給与が
給与所得か事業所得かでお互いの主張を言い合います。
質問の間に作戦タイムもあり、両チームとも、次の一手を一丸となって考えます。
もう、この空間に互いの年齢差はなく、いかに「税」に対して真摯に向き合い、
そして、それに対して己の主張を突き通し、相手の理論を打ち負かすか、次の決め手になります。
最後は、実務経験の差が出て、結果は、3対0で名青税研究部Bチームの勝利でした。
ディベート終了後、ディベート参加チーム一同でノーサイドということで、一枚パチリ。
両チームの皆さん、本当にお疲れさまでした。
観戦する側にとっても、とても刺激的なディベートでした。
改めて、税法も2つの側面があり、両方を捉えて思考を巡らす良い機会となりました。
この後、学生の皆さんと懇親会があり、互いに交流を深め合う事が出来ました。
最後に、会場の案内から設営、受付、そして、司会進行まで、すべてが学生の手によるもので、
とても元気で、礼儀正しく、明るい学生さんばかりで、そんな学生さんたちとこうして「税」を通じて、
交流できたことに感謝いたします。本当にありがとうございました。
また、伊川ゼミの皆さんも、来月に他大学とのディベート大会があるという事で、
健闘をお祈りしております。
<その他の様子は、アルバムにてご覧ください>