北米プロバスケットボールリーグのスタープレーヤー、コービー・ブライアントの
母親がそのステーキを食べ、そのあまりの美味しさに感動して息子を
コービー(Kobe)と名づけたことでも有名な世界に知られるブランド牛。
その神戸牛のフィレ肉が絶妙な焼き加減で供される。
賽の目状の肉片を口元に運べば濃厚な香りが鼻腔に広がる。
たまらず口に放り込み、咀嚼する。
その刹那、口内狭しと広がる肉汁とえも言われぬ旨み。悦楽の体験。
松田総務部長と副部長小林は長尾会長や礒野副会長の取り計らいにより
中支部の昼食会にお邪魔していた。生田神社のすぐそば、
神戸牛ステーキレストラン『モーリヤ』。
振舞われる料理のあまりの美味しさに神戸に来た本来の目的を忘れそうになるほどだ。
愉悦の時間は短い。そのまま上等なお肉と愉快な会話の中に身を沈めたいという
衝動をなんとか振り切り、松田部長とともに全国大会の受付という役目を全うせんが
ため、後ろ髪を引かれる思いでその場を中座した。残念至極…。
我々のような部外者を快く受け入れてくれた中支部のみなさんに
この場を借りて心から感謝します。
またお店の手配や飲み物のオーダー等々、
細心の気配りで会員をもてなす黒宮支部長には感服することしきりでした。
支部長という立場にありながらどこまでも謙虚な黒宮さんを見て
心の中に浮かぶ言葉はただ一つ。
「実るほど頭(神戸)を垂れる稲穂かな」
お後がよろしいようで。
総務副部長 小林弘隆


