会員のみなさん、こんにちは。全青税委員長の水野です。
今週末に総会を控え、いよいよ最後のご報告となりました。
毎回の理事会での報告以外にブログでの報告を試みた一年間でしたが、写真などで雰囲気を
イメージしやすく、またタイムリーに報告できたのではないかと思っています。
最終回も同様にご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
今回の理事会は、前年度の片山執行部では震災のため開催できなかった「みちのく理事会」で
した。場所は宮城県の松島です。
昨年3月の被災を受けた宮城県の沿岸部ですが、松島は地形の特殊さにより、ほとんど被害を
受けなかったエリアとのことでした。観光客で大変賑わっていたことも印象的です。
理事会自体は被害が少なかった松島でしたが、理事会前、そして翌日と、被害が甚大であった
被災地を視察させていただきました。
海岸沿いや仮設商店街など一年以上経過した被災地を視察させていただきましたが、特に印
象的だったのは、津波に襲われても絶命されるまで防災無線を発信し続けた女性のお話があ
った南三陸町の防災対策庁舎でした。写真の通り、鉄骨以外は全て流され、その鉄骨すらも海
側が捻じ曲がっている状態で、津波の恐ろしさが感じられます。ここでは市木会長が代表して花
束を手向け、参加会員全員で手を合わさせていただきました。
テレビや報道で見るものと、現地で見る胸を締め付けられる様な風景とはやはり受ける印象が
全く違い、考えさせられることも多くありました。
現在、全国青税では被災支援のために、震災対策特別委員会という特別委員会が設置されて
います。今後、名古屋からも全国青税の活動をバックアップしたいものです。
そしてこの2日間の行程を企画していただいたのは、地元青税代表の原勉先生です。理事会に
先立って、全国青税からの見舞金に対しお礼が述べられていましたので、ご協力いただきました
会員のみなさんに、この場を借りてご報告させていただきます。
さて、理事会の内容ですが、審議事項として国税通則法の改正に関する要望、日本公認会計士
協会の税理士法改正反対運動に対する対応が審議されています。
国税通則法については、税務調査手続に関するあるべき制度を要望するため、改正法案のみ
ならず、従前法案、当初大綱、通達等を確認の上で熱い議論が繰り広げられました。
審議可決された意見書、要望書は全国青税のHPに掲載される予定です。ぜひご確認ください。
詳細は、次年度理事会にて、次期の全青税委員会に引き継いだ上でご報告させていただきます。
以上、最終の全青税委員会報告となります。
この一年間を振り返ると、全国青税は名古屋青税とは違う視点でも活動している部分があり、また情報も各単位青税から収拾されますので、みなさんへの報告を通じ、僕自身が貴重な体験をさせていただけたと思っています。
興味をもたれる方はどんどんご参加いただければと思います。
一年間、本当にありがとうございました!
以上、ご不明な点、ご意見は遠慮なく、委員長までご連絡ください。また未入会の方で青税にご興味をもたれた方も遠慮なくご連絡ください。

