2011年9月30日金曜日

日税連理事会傍聴

 会長の長尾です

 9月28日、日本税理士会連合会の理事会を傍聴してきました。
役員改選後初の理事会ということで、決議事項は人事に関するもののみでした。


以下、報告事項から主なものを…

■理事会に先立ち、日税連が寄附講座を行っている山口大学の羽生正宗教授が、
「租税教育の意義」という講演を行いました。

■税理士法改正
 ・改正に向け当局と過去に4回勉強会を開催し、今後は月1回ペースで開催する。
   協議内容についての質問があり、現状では日税連が提案した17項目の改正案について
  の解釈の確認を双方で行っている段階との回答

■東日本大震災
 ・会員から7億2千万円の義援金が集まった。80%は被災地の会員へ、20%は赤十字を通じ
被災地支援に充てられた。
 ・被災者向け税務相談会を「全国」で開催する。
   日程は11月26日、27日
   対象者は、被災地で生活している人、被災者で他の都府県へ避難している人、
   その他読売新聞で広告を行う

■日税連と国税庁の懇談会報告
 ・租税教室、書面添付、電子申告の推進などが主な議題
 ・国税庁から、「綱紀監察に係る協議会等の開催について」という要望が新たに出された

■行政不服審判制度の改革方針に対するパブリックコメントに対し、日税連としての提案を行った。

■書面添付制度の添付割合についての報告

その他
 理事からの質問事項
  ・20代の税理士が全国で200名程度しか登録していないことをどう考えるか
  ・会計士協会の税理士法改正反対キャンペーンについて
  ・日税連の役員選挙制度について
  ・税理士法改正についての庁との協議内容が分からない
  ・租税教育について