制度部の田邉です。
7月26日にウインクあいちにて制度部主催の租税教育に関する研修会が開催されました。
19時より、妹尾会長の挨拶で研修会が始まりました。
第1部は租税教育の基本的な知識の講義でした。
まず水野貴郎副部長が、「税理士が行う租税教育の意義と課題」として、歴史、目的、税理士の役割、課題について解説を行い、続いて梅田部長が「租税教育の現状と必要性」として、租税教育の必要性、対象者、租税とは、などについて解説を行いました。最後に横山副部長が「租税教育等の制度的内容」として租税法律主義、申告納税制度、納税者の権利義務などについて解説を行いました。
第2部ではグループディスカッションを行いました。
事前に部内でディスカッションのテーマを用意していたのですが、私のいたグループでは冒頭で租税教室経験者の方から経験談を伺っているうちに、グループのメンバーから様々な意見が飛び出し、テーマに入る前に予定していた30分を使い切ってしまいました。それだけ、現状の租税教室に問題意識をお持ちの方が多いのかもしれないと感じました。
お聞かせいただいたご経験やご意見を部内での議論に活かし、名青税シンポや小冊子に反映させていきたいと思います。
研修会の後は地下1階へ移動し懇親会を行いました。
懇親会は終始和やかな雰囲気で、時折租税教育について意見を交わす声も聞こえてきたりしました。この研修会が、皆さまにも租税教育について考えていただくきっかけとなれば幸いです。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!